特定部位不担保法

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民間の生命保険会社の医療保険で、診査・告知の結果に寄っては、「特定部位不担保法」が適用されます。たとえば、告知とか診査で分かった病気の部位に対して、その部位が原因で入院したりしたら、保険金を下りなくするという契約の方法です。

部位不担保にするのは、概ね軽い病気・・・と言うか直接命に関係のない病気であることが多く、例えば中耳炎とかは耳を部位不担保にしたりします。でも、血圧が高いからと言って、血管を部位不担保にすることはありません。また、脳梗塞にかかったことがあって、頭を部位不担保にすることもありません。

本当に命に関わる病気のリスクは、生命保険会社は審査が厳しいです。例えば、診査の一つに尿検査がありますが、例えばたんぱくが出た場合、少量でも条件がついたり引受けしないケースもあります。これは、ご存じの通り、たんぱくが出ると腎臓疾患が疑われるからです。腎臓は治らない臓器の一つで、それこそ命に関わるリスクがあります。そういうリスクは、長期間の契約である保険契約を生命保険会社は引き受けないことが多いです。

しかし、基本的に部位不担保は、条件は付けても引き受けるというのが生命保険会社の意向ですので、その部位以外の給付は全く問題ありません。比較的軽い病気に関して付くことが多い条件です。最も軽い部位不担保法では、1年間だけ不担保期間にします。1年経過後は普通の契約になります。告知・診査の結果によっては、2年の不担保期間から3年・4年・5年・全期間の不担保期間まで、被保険者のリスクによって条件が付く場合があります。

実際の生保営業の現場では、契約者がこの手の条件を承諾したくない場合も少なくなく、交渉に手間取ることもあります。そういう場合、診査をやり直すなどのことがあります。やり直して数値が改善されれば、前回のと足して二で割るようなことをしてた時期もありました。2回とも悪ければ条件は変わらないですし、さらに悪くなる場合もあります・・・(^_^;)

生命保険会社の診査は、健康診断ではありません!←これ重要です!!

生命保険の診査は、生命保険契約の引受を判断するためのデータです。生命保険契約は、短くても10年、長ければ終身ととっても長いです。その長期間のリスクを判断するわけです。今は一般的に言われる健康体でも、その数値で、20年後はどうか?30年後はどうか?と判断するものです。生命保険会社は長年蓄積したデータを当然持っています。そこで弾き出された条件なので、かなり正確です。

せっかく申し込んだ生命保険に条件が付くのは面白くないかもしれませんが、冷静に条件を読んで、対応していただきたいと思います。(こういう条件がつくから病気を隠すという人も少なくありませんが、隠しても保険の支払いの時にまずバレます。コクハン(告知義務違反)が発覚するのは、保険の請求時点が多いです。支払い時期になると疑義のある契約は、とことん調べます。だから悪いこと言わないですから、正しく告知して下さい!)

というわけで、特定部位不担保法のお話でした。繰り返しになりますが、生命保険契約の条件の中では軽い部類になります!